第4回のテーマは、「ロジカルシンキングの欠点」

なにかの問題を解決する時や企画を考える時など、自分の意見だけでなく客観的な視点も持とうといった文脈でロジカルシンキングが必要だと言われます。その背景には、ロジカルシンキングを使うことで正解にたどり着くという期待も感じられます。しかし、実際にはロジカルシンキングだけでは物事がうまくいかないことが多くあります。それはなぜでしょうか。

そこで、今回は「ロジカルシンキングの欠点」というテーマを新治社長よりいただきました。テーマに対して、上田は「そもそも主観と客観で分けるところで間違えてしまう」と言います。

その理由はなぜでしょうか。ロジカルシンキングが必要と言われるようになった歴史もふまえながらお伝えしています。

[再生時間30:24]

(一部抜粋)

新治:少し整理したいんですけども、ロジカルシンキングは自分の主観だけで考えると偏ってしまったりして間違えかねない。だから客観的に考えようと言われたりしますが、ロジカルシンキングの欠点は主観と客観を分けて考えるところで間違えてしまう。

上田:そうですね。そもそも主観と客観は分けられないもので、客観的にしたところで出てくるものは自分の意見。企画をする時や問題を解決する時に大事なことはまず自分が感じることなんですよね。

新治:なるほど。

上田:歴史的に長く使われていたものでもありますので、適応する場所は当然ある。構造的に分析をすることがだめなわけではなく、限界がある道具であると考えておこうということですよね。ロジカルシンキングだけで世の中を知ることはできないと思っておくことだと思うんですよね。

新治:自分の意見を一旦置いておいて考えようという時に生じるデメリットはどんなものがあるんでしょう?

上田:いくつかあると思いますが…


《対談者プロフィール》

新治嘉章

株式会社ジョブウェブ 代表取締役社長
1984年生まれ。2006年、ジョブウェブ入社。
採用コンサルタントとして新卒採用を実施する企業の支援に携わる他、 自社の新卒採用責任者を歴任。
2010年に採用支援事業部長に就任し、商品開発、営業戦略の立案、 パートナーネットワークの構築などを手掛ける。
2012年、取締役に就任。2013年7月より代表取締役社長。

上田敬太郎

株式会社コスパクリエーション 代表取締役
新卒で大手通販企業に入社。その後、2001年に理想の組織づくりを目指して、 株式会社コスパクリエーションを創業。『通販素材.com』を立ち上げ、ネット通販の供給側に在庫リスクゼロで販売ができる、BtoBtoCの事業モデルを構築した。常日頃から本を読むことが好きで、その幅はとてつもなく広く、ビジネス書だけでなく、哲学、音楽、芸術、歴史に精通しているため、質問に対して返答がないケースは稀。しかし、高校まではピッチャーとして甲子園を目指したり、大学ではボート部に所属していたりと体育会系でもある。