個人が何かをしたいという意志を持つ。

しかし、それだけでは仕事にならない。

全社的意志(目的)との親和性を確認し、すり合わせなければ必ず独善に陥る。独善では市場の要求を満たすことは決してできない。

一方で、意志を持たずにコミュニケーションだけをとっても、そもそもコミュニケートする中身が何もない。

コミュニケーションは個人の意志(考え)と個人の意志(考え)をつなぐ架け橋である。

社内の人でも社外の人とであろうが同じである。

顧客の創造、イノベーション・ポイントを探すためにコミュニケーションを図ることが、仕事でのコミュニケーションである。

わが社では個人個人に意志を問う。「あなたは何がしたいのですか」と質問する。

そして、そのうえで、コミュニケーションを通じて仕事の目的や意味を考えることを求める。

あなたのやりたいことと、組織全体の目的から理解される個々の役割の目的や意味は、コミュニケーションを図らなければ完全に合わさることはない。

ベクトルは自然には統一できない。

しかし、本質的に十分なコミュニケーションを図ると、あなたのやりたいことと組織として市場から要求されている‘なされるべきこと’の一致点を見出すことができる。

短期的な視点では完全な一致はないかもしれないが、少し長い目で見ればたいていは一致できるものだ。

謙虚にコミュニケーションしようという気持ちさえあればベクトルの統一は可能である。

そうなると個人も組織もしめたものである。

仕事の生産性は飛躍的に向上し、やりがいや充実感が個人を満たす。自然と結果も上向いてくるだろう。イノベーション・ポイントが共有され、大きく顧客を創造することになる。

あなたは何がしたいですか。