あなたは子供のころに親に言われてきたことを疑ったことがあるだろうか。

人にやさしくすることはいつでも正しいことと、どうして言い切ることができるのだろうか。

他人に迷惑をかけなければやりたいことを何でもやりなさい、あなたの人生なのだから。
本当にそう言い切れるのだろうか。

ルールを守ること、それはいつでも正しいことなのだろうか。

法律を守ること。
それだけで人は幸せになれるのだろうか。

あなたはどう思うだろう。

社会主義より自由主義のほうが優れたシステムである。

本当にそうなのだろうか。

これまで何の疑いもなく受け入れてきた考えを、一度は疑ってみよう。

そして、その上で何をよりどころにして生きていくのかを自分の判断で意思決定しよう。

人に与えられた価値観は、一度は壊さなければ本当の意味では大人になれない。
人は幸せになるために生まれてきたのだろうか?

だとしたらどうして、生後間もなく飢えで死んでしまう子供がこの世に存在するのか。

大震災で亡くなった人はもうすでに幸せだったから亡くなってしまったのか。

ヒトラーは法律にのっとって国のトップになった。

そして、法律に乗っ取ってユダヤ人を600万人も虐殺した。法律っていったいなんだろうか。

大切なのは、考えることをやめないことである。

答えがわからずとも、自分自身の脳みそで考えることをやめないことである。

一番怖いのは、知的怠惰に陥ることである。

すべての価値観を一度は相対化して眺めてみること。

違う価値観と比べられるようにしてみること。

つまり、絶対的な価値として崇め奉るのではなく、一度は疑ってかかること。

これも思考停止を防ぐために習慣にしたい技術である。

必ずあなたの仕事に役立つはずである。